2013年05月05日

『メイドカフェなぜ儲からないの? アキバでは10年間で半分以上が閉店』

う〜ん。今日気になった記事は〜

メイドカフェなぜ儲からないの? アキバでは10年間で半分以上が閉店

デジタルハリウッド大学客員准教授 梅本 克さんの記事です。


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記事のタイトルだけを見ると、多くのメイド喫茶が廃業していく現状



2011年末の時点で132店のメイド系店舗やサービスが秋葉原にあります。
これまで秋葉原で開店したメイド系店舗はのべ282店舗で、そのうち150店舗が閉店
(1ページ)




と、メイド喫茶の収益モデルの弱点である、リソースであるメイドさんを、
常時確保しておくための、固定費(人件費)が経営を圧迫しているという理由に
ふむふむとなりますが、面白いのがここからで、メイド文化に欠かせない概念である、
【萌え】についての考察



定義づけを試みる人たちもいますが、それらの定義にもちょっと物足りなさを感じます。
「萌え」は体感しないと理解できない感性だからです。
あえて例えるなら現代版「もののあはれ」でしょうか。
(4ページ)




そして、概念として理解し難いがゆえに、
【萌え】の偽物=性風俗との混同されることによるイメージの弊害が起きているという
現状の課題。(特にこの部分はモヤモヤしていたことをようやく言語化出来た感じ!)
締めは京都祇園の舞妓さん文化の例に、



秋葉原のメイドカフェが次代にも発展する文化となりえるか、
それとも一時の流行で終わってしまうかは、
文化として品と粋を兼ね備えられるかに掛かっていると感じます。
(6ページ)




という考察。
先日の超会議の醸し出していた雰囲気もここで言うところの
参加しないとわからない概念であることは間違いありませんが、
メイドやニコニコ動画のような歴史が浅いカルチャーが定着するためには、


(概念としての)品と粋


をデサインすることが求められるのだという大きなヒントを提示しています。


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2013年01月05日

NPOが行政関係の施設に登録団体として申請するということ♪

越谷市男女共同参画支援センター
「ほっと越谷」が2013年登録団体の募集を行なっています。
http://hot-koshigaya.jp/sub05/dantai.html
スクリーンショット 2013-01-05 10.35.30.png

1月8日から2月16日までが募集期間だそうです。


とはいえ、行政施設に団体登録することについて僕らがブログで
「団体登録いいですよ〜」みたいな美辞麗句を並べるだけの告知をするなんて、
退屈の極みな内容かと思いますので、このブログでは利用者側の立場から
ぶっちゃけな内容で、

“行政関係の施設に【団体登録】するということ”

について書いてみたいと思います。

実は過去にGrowAsPeopleも行政施設の(ほっと越谷、越谷市市民活動室)
登録団体とさせていただいた経験があり、(当時任意団体でした)
少なくとも語る資格はあると思いますので。




まずはメリット・デメリットについてつらつらと、

❙メリット


◆会議室として使える
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・メリット度 ★★★★
NPOや市民活動団体は組織規模が小さい傾向があります。
大人数(といっても20名程度)で会議などを行う際に、
自前の場所が無いということはよくある話かと。

とは言え、ファミレスやカフェで会議となると
店員さんの冷ややかな目が気になったり、
きわどい発言を小言でするなど、気を使うことになるのも事実。
周囲を気にすること無く話ができるスペースは貴重です。

その点、
行政の施設は駅前など好立地であり、利用料も比較的安価であることが多いので
事前に団体登録しておくと、利用したいときに2分程度申請時間が早まります。
また、登録団体だからといって、無料で利用できるとは限りませんので事前に確認を。
NPOの事件は現場で起きているので会議室にこもってばかりはイカンです。




❙簡易ストレージとして利用できる
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・メリット度 ★★
学生団体などは、学内の部室等を拠点・物置として利用できるのかもしれませんが、
スタートアップしたNPOや市民団体の拠点は主に自宅になることが多いと思います。

とはいえ、自宅だと他のメンバーが気軽に利用することが難しいでしょう。
僕が小学生の頃に出会った、人の家の冷蔵庫を勝手に開ける友達のような
度胸のある人でないと。

外部に物置があれば他のメンバーにとって気軽、
事務所もちょっとだけすっきり。
とはいえ大きくても大体段ボール箱1箱分ほどね。
正直大容量のストレージは期待できません。また夜間は利用できない等の制約も。
ただ、合わせておいてあることが多い広いテーブルは作業などに地味に便利です。

私書箱、台車の貸し出し等のサービスがあればいいのになぁっていつもおもってます。


❙団体間のネットワーク形成ができる
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・メリット度 施設による
傾向として、施設側はこの部分を大きく打ち出しています。
「登録団体間のネットワーク形成の場として活用ください」
みたいな。
ただし、ネットワーク形成を施設側がファシリテートしてくれるかは
正直言って職員さん次第です。別に会いたいと思えば直接会いにいけるので、
施設に団体登録することが、つながりに直結するとは言えません。
つながりを求めて登録するなら、団体を積極的にマッチングしてくれる
「ねこわーきんぐ」の広瀬さんのような方がいるかどうかによります。
http://necoworking.com/

また、組みたいと思える団体がいるかどうかは施設によってもまちまちなのが現実です。

特に、地方等の行政施設は毎度おなじみのメンツに偏っており、
団体の活動も事業的な内容の方よりも【活動】主体の方が多いので、
物足りなさを感じてしまう部分も正直ってあります。

ただし、地域のキーマンも絡んでいることが多いので、
地方での【まちづくり、地域づくり事業】に取り組む場合は
メリットが享受できるかと。
その際はキーマンが誰かを聞き出すような動きが求められます。
(他の団体とで知り合う→商工会の方と知り合う→商店街の長と知り合う。みたいな)

若い人主体の団体だと、可愛がってもらいやすいというメリットも忘れてはいけないです。

❙デメリット


❙書類がだるい
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デメリット度:★★★★★★

だるいです。正直これが最もネックです。
申請時の登録資料から、毎年(場合により毎月)報告書提出はめんどくさいの一言です。
施設を利用した事業展開を行うのではなく、利用を上記のような利便性で選んだ場合、
報告するようなことがないのですが、あまり施設側はそれをよしとはしません。

NPOが直面する助成金申請の資料及び報告書がマンパワーの少ない組織の
バックオフィス負担となり、業務が滞るのと似た構図です。

また、行政の施設なので登録時、
【会員(利用者)の半数以上が市民であること】
のような制約が課されることが多いのですが、
この制約が、
地元を中心に全国展開することを見越した団体にとっては極めて使いにくいものとなっています。

正直、地元に根を下ろし、全国的な課題の解決を行なって行きたい際に、
地元に住んでいる方優先。となってしまっているのはもったいないです。
むしろ、特定の課題解決に強みのある、課題を抱えている人が集まる地域づくり
(シリコンバレーや、ナッシュビルのような)
こそが観光資源などに乏しい地方行政の解決策になるのではないかなって思っています。


❙催し物への参加義務
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デメリット度:★★★
施設によってですが、
毎年イベントごとが行われ、登録団体として参加することをある程度強制されます。
大学の研究者が教壇に立つのと同じ構図です。ただでは使わせてもらえません。

パネル展示等を行うのですが、地域にもよると思いますが、
NPOや市民活動の展示なんか当日集まった方は見向きもせず、
(踊りや楽器の披露は別ですが)スタンプラリーに一生懸命です。

また、イベントとはいえ施設自体が積極的な集客をしてくれるわけではなく、
企業ブーズや地域外の方の参加が弱く、参加者が毎度おなじみになってしまっているため、
催し物からの発展が期待できない傾向が。
狭いエリアの方に向けて「出すだけ」の催しから
地域外の人を地域に「巻き込む」へシフトしてく必要を感じます。


❙まとめ


団体登録自体は、法人化している団体であればそこまで複雑ではありません。
狭いエリアでとどまることを推奨する制約を回避することができれば、
場所等のメリットを享受できます。

とはいえ実はこうした施設の運営者は、
行政から委託を受けている会社やNPOが行なっていることが多いです。
業務委託費として行政から資金を受けているため
イベントの開催頻度、参加人数で【定量的】に行政から判断をされており、
所属団体の社会的なインパクトまで考慮されていないという悲しい現実もあります。

NPOとしては施設といった箱を見るよりも、施設の中に「あの人」がいるから利用する。
みたいなスタンスのほうが自然なのかもしれません。

まとめると、行政施設への登録をおすすめする団体は

・地方での活動を主体としている。
・地方のキーマンを探している。
・事務所が狭い
・事務処理に余裕がある
・好きな職員さんがいる(登録しないとわからないですが)


になるのかな。

また書類の負担などが多いので、複数箇所に申請するのではなく、
団体とのバランスを考慮して選択することも重要です。

施設側も選ばれる施設としてのブランドかも今後は求められるのではないでしょうか?




越谷にはこんな施設もあります。
http://koshigaya-activity-support.info/
posted by GAP at 12:27 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | まちづくりとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月24日

越谷にNPOの事務所を構えている理由



なぜ越谷(埼玉)を拠点にしているのか語る前、
クリエイティブ都市論
http://www.amazon.co.jp/dp/4478006199/ref=cm_sw_r_tw_dp_.M91qb1CW0GEH
という本にこう書かれています。

【創造性は集約する】

どんなに技術が進んでも、
何かを実現するために居住地の選択は重要な手段です。

金融なら、ウォール・ストリート、
イノベーションなら、シリコンバレー
エンタメなら、ハリウッド
アートなら、パリ
のように、特定の分野において強い地域というのは存在しています。
(世界はフラットではなく一貫してスパイキーなのです)

これは僕のイメージですが国内で
影響力のあるソーシャルセクターの団体が
集約している地域というものもあるような。

【渋谷】
主なものだと、
ETIC.、サービスグラント、
アースデイ、BeGoodCafe、グリーンバード
(グリーン系が多いイメージ)

ちょっと広い(長い)ですが。
【中央線沿線 四谷〜立川】
フローレンス、カタリバ、ケアセンターやわらぎ、

ですかね。

やはり上記の地域に拠点を置くことは、
活動をしていくにあたって有利に働くと思います。
企業との協働を図るにおいても連絡が取りやすいですし。


でも、GrowAsPeopleは越谷に拠点を置き続けようと思っています。
なぜならば、GrowAsPeopleは【まちづくり団体】だから。

「まちづくり」って言葉は便利なもので、
とりあえずそう言っておけばなんとなくでイメージが伝えられるものです。
(アーティスト、クリエイターみたいなもの)
とはいえ、何事も自分の中で仮説を立てておかねばなりません。

僕が考えるまちづくりの本質は、
「どれだけ人を呼び込める地域、注目を集められる地域なれるか?」
です。

越谷に人を呼び込みたい。どうするか?例えば、、、

案1)日本国内ならどこ掘っても出るみたいだから越谷に温泉掘ってみる?
スクリーンショット 2012-12-24 13.54.13.png
温泉というものは40度のお湯がそこにあればいいのではなく、
温泉に入りに行くという行為そのものに価値があるわけ。
(アクセス不便、浴衣、風情、まんじゅう、田舎etc)
越谷で温泉に入りたいという理由はなんだろ?


案2)若い人に来てもらいたいから、でっかいテーマパーク作ってみる?
スクリーンショット 2012-12-24 13.56.00.png
越谷から舞浜まではおよそ50分。
これだけの近さにディ◯ニー2つ必要なのだろうか?
建設に掛かるコストを、舞浜に行きやくするインフラを整備してみては?
(無料バスみたいな)


案3)知られていないだけで越谷にも伝統や文化がある。全面に出してみる?
スクリーンショット 2012-12-24 13.55.00.png
たしかに越谷(周辺)の歴史等、調べてみると面白い。
日光街道宿場町という過去もあるわけで。
でも、伝統の宿場町、寺院仏閣、は越谷に限らないものです。
(決して越谷の文化を軽視しているのではありません)
例えば、川越と何が違うのか?
よその地域の方を人を呼び込めるほどの特異性が打ち出せないとおもいます。
(どの地域にも文化がある日本ってすごい!!)

新しくインパクトのあるものを設置するのは高コスト。
今まであったものに光を当てるのも少々地味で差別化が難しい。

ではどうやって実現可能な手段で人を呼ぶか?

↑これポイントです。
実は越谷の人口は毎年緩やかながら増えており、
目立つコンテンツで呼びこまなくても人が来てます。

住環境としての利便性が高いので、
わざわざコンテンツ整備をしなくても人が来ているのです。
(まあレイクタウンの効果もあるとおもいますが。)

ですから、越谷の地域における課題は
「今、人が来ないこと」
ではなく、
今の人口が増え続ける状況が長く続かないことです。

日本は少子化進行中なので、
今後日本全体で人口が減少していくことは避けられません。
(2040年に都内の物件空室率が40%ほどになるという試算もでているくらい)

越谷はその時に生き残れる地域でしょうか?

日本の人口が減るということは、海外から人を呼び込まなければいけせん。
海外から人を呼びこむときにたいせつなことは、
【日本っぽさ】を打ち出せるか?だと思います。

京都、奈良、鎌倉、浅草、北海道、沖縄
いかにも日本的なイメージを持っており、
観光地としての開発も進んでいる
これらの地域に越谷が太刀打ちすることは正直難しいでしょう。

日本人だけではなく、世界からスルーされてしまう地域になる可能性があるのです。

だからこそ、【人】が鍵だと思っています。

新しく施設を創ることも、過去の文化を歌うことも効果が薄い。
でも、越谷には人がいる。実は若者もたくさん住んでいる。
越谷から世界に通用する面白い人や、組織が生まれることで、
各方面から注目を集めることが出来れば、
越谷という地域が、遊びに行きたいと思える地域ではなく、

【住みたいと思える地域】

であり続けることが可能だと思っています。

だからこそ、越谷に拠点を今後も置き続けたい。
よそ者ながら、ここで子育てをしているものとしてそう考えています。
posted by GAP at 14:18 | 埼玉 ☔ | Comment(0) | まちづくりとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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