2013年12月24日

若者を支援するNPOなのか?若者に助けを求めるNPOなのか?明確に。。

先日お誘いを受けてBigissue基金さんの勉強会
『社会的困難を抱えた若者応援ネットワーク』
に参加。若者支援に関る課題について活動範囲の異なる団体間で意見交換をしました。

スクリーンショット 2013-12-24 11.34.02.png

イベント後、内省的に考えてみたのですが、
NPO界隈がよく使う、【若者支援】って言葉に対し、
ずっと感じてた違和感の正体に気がついた気がします。。


【支援】という言葉の意味が、
環境的な理由、例えば経済的な疲弊や、いじめ、暴力を受け
心身ともに血を流し続けている若者に“絆創膏を貼る”ような、
緊急性の高い行為を指すのだとすれば119番のような
インフラとしてNPO発の支援は必要でしょう。

しかし、なんとなくの生きづらさとかを抱えて悶々としている若者に対し
支援という言葉ってやはり適さない気がします。

というのも、これまでも、そしてこれからも
若者に助けてもらってきたのが社会なのではなかったっけ?ってこと。。

本当に支援が必要なのは若者というより、
そんな若者に選ばれない、なんだか魅力の乏しい社会だったり、
組織だったりしてんじゃないのかなぁ、、っていう感覚です。
支援って時点でどこか上からな印象は否めないし。。

スクリーンショット 2013-12-24 11.34.30.png


前述のとおり、
何かの理由で今、血が流れ続けている人がいるのなら
誰かが絆創膏を貼ってあげた方がきっといいのです。

だけど、傷跡は残っているけれども、
それが治りかけていたり、今、血が流れていない傷だとしたら、
そんな若者に必要なことって、絆創膏を貼るような行為ではなく、
もっと右脳的なもの、未来的なコトなのでは?と思います。

日々のもやもやや、しんどさをどーにかできる場所は
病院ではなく、美術館や、博物館や、科学館だったりするときもあるんじゃないかな。

社会には、【怪我しても大丈夫!という安心!】と同じレベルで、
【右脳的な豊かさ】って必要だと思う。。特に若者にとって。

そしてその右脳的な豊かさを象徴する概念としては
【癒やし】より、【未来】のほうが相性が良さそうな気がします。


ほりえもんや家入さんが若者に支持されているのも、
こうした感覚に理由があるんじゃなかろうか?
彼らの行為には“みらい図鑑”をめくっている時のワクワク感があります。
スクリーンショット 2013-12-24 11.36.51.png


もっとも、『癒やしを与える行為より未来を感じる行為のほうが重要』
ということを言いたいのではなく、
組織の役割の違いをもっと明確にすべきということを言いたいのです。

組織のあり方が、
タンスに置いてある救急箱【絆創膏型】なのか、
本棚に置いてある図鑑【みらい図鑑型】なのかってことです。

もしあなたの組織が、もやもやしている若者に向けた活動しているなら、
とりあえずで【支援】という言葉を掲げるよりも、
若者に向けて「助けて」って言ってくほうが共感につながんじゃないかなぁ。。


posted by GAP at 11:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | from 事務局 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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